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飲み放題で元は取れるのか、店側の利益は大丈夫なの?

飲み放題ってどう?アンドモワ株式会社に聞いた

居酒屋で飲み物を注文する際、飲みたいものを1杯ずつ注文する普通の注文にするか、決められた種類の飲み物を一定時間好きなだけ注文できる飲み放題にするか悩みますよね。

普通に注文する場合、自分の飲みたいものを注文できて時間を気にしないで飲むことができますが、金額が気になって会計が心配になります。
飲み放題は注文できる種類が限られていて時間が決まっていますが、時間内なら好きなだけ飲めるので会計が楽です。

そういう意味ではとても魅力的なプランで、定額料金を支払えば一定のアルコールを希望する量だけ飲むことかできるのでお酒が好きな人にはたまりませんよね。

最近はアンドモワ株式会社の居酒屋チェーンはじめ、ほとんどの居酒屋で飲み放題プランのシステムがあり、一定の料金を支払うことで沢山の種類のアルコールやソフトドリンクをいくらでも注文することができます。

最大のメリットは単品注文よりもお得なところで、居酒屋によって値段設定は違うものの沢山飲む人にとってはお得です。
飲むペースは人それぞれですが、20分から30分に一杯ぐらいのペースで飲めば元はとれるでしょう。

単品だと注文する都度金額が膨らんでしまうので沢山飲みたくてもなかなか注文しづらい面がありますが、いくら注文しても定額なので料金を気にすることがありません。

宴会を開いた時に幹事が計算しやすいのも魅力

テンションが上がって飲み過ぎてしまった時でも安心で、安くつくのは嬉しいところです。

宴会を開いた時に幹事がしやすいのも魅力で、単品注文のように会計で誰がどれだけ飲んだか計算する必要がないので楽です。
途中で帰ってしまう人がいる場合、お金を徴収するのも気が引けますが、開始前に定額を徴収するだけで良いので幹事がしやすいですよね。

このように様々なメリットがあるので普通に飲み物を注文するより断然お得ということになるのですが、注意しないといけないことがあります。
基本的に2時間で4杯以上飲めば得になる計算なのですが、提供されているアルコールは普通注文のそれと同じ銘柄かどうかは疑わしいです。

飲み物の種類はいくつかありますが、それらの銘柄や料金についても普通注文のものと同じとは限りません。
これらの点を考慮すると、本当にお得なのかどうかわかりかねますが安く沢山飲みたい人にとってはやはりお得と言えるのかもしれませんね。

お店の経営は大丈夫なのか?

ところで居酒屋で飲み放題コースを注文すると、気になるのがお店の経営は大丈夫なのかということです。
酒豪の人はこれでもかというくらいの量を飲むので、これだけ飲んでお店に利益は出るのかと思ってしまいますよね。

どれだけ飲んでも料金が一定なのに居酒屋はどのように利益を出しているのかと言うと、飲み物の原価による戦略があるのです。
お客の側からすると支払う料金以上の飲み物を注文すれば得になるわけですが、店側は飲み物の原価を越えなければ利益が出る仕組みになっています。

1番原価が高いのが生ビールで、次いで日本酒やワイン、酎ハイやカクテルと続きます。
お酒を飲めない女子がよく頼むソフトドリンクについては、実は原価を考慮しなくてもほぼ問題ない飲み物なんですね。

中ジョッキばかり頼まれるとむと店側は困るのではと思いますが、ビールをウリに他の飲み物やフードを注文してもらうことで利益が出るようになっているのです。

要するにお店はビールで赤字が出ることは想定済みで、原価がやや高めの日本酒やワインが好きな人はコースに含まれていない銘柄を好みやすい傾向にあります。
最初の1杯目はビールでも後は酎ハイを頼む人も多く、そうしたお客は店側にとってありがたいお客様と言った感じになるのです。

グループ全体で見ると居酒屋にもしっかり利益がある

店側はビールをウリにして他のメニューで利益を出すようになっていて、時間があってもあまり飲めないのが落とし穴なんです。
90分や120分のコースが定番になりますが、たとえば120分のコースでも1杯飲むのに注文をして運ばれてきて飲み干すという時間が必要になります。

お酒好きの人なら5分くらいで1杯飲む人もいるかもしれませんが、後半になるとペースは落ちてきます。
居酒屋で会話もしないでひたすら注文して黙々と飲む人は少なく、周りとの会話よりひたすらお酒を優先する人は少ないものです。

お酒が強く、会話よりもひたすら飲みまくって元を取る人も確かにいるかもしれません。
しかし飲み放題コースを頼む場面は多くの場合、サークルの打ち上げや懇親会、忘年会などです。

そうなるとお酒が弱い人も中には絶対にいて、そうした人たちは大体ソフトドリンクや酎ハイやカクテルなどの原価が低いものを数杯飲むだけになります。
原価の高い飲み物を注文しないでコース料金を支払ってくれれば、店側にとっては有り難いお客様になるのです。

グループの中で一人がたくさん飲んで元を取ったとしても、全体で計算してお店側に利益が出ればいいんです。
飲み放題と言うとお客の側だけ得なイメージがありますが、決してそうではないんですね。

グループ全体で見ると居酒屋にもしっかり利益があるわけで、そこに居酒屋側の狙いがあると言ってもいいのかもしれません。